Mさんがご来店。いつもいつも何かあれば草星を使って下さるのがありがたい。嬉しく
お見送り。遠方からのお客さまだろう…余りお話出来ずにすみません。続いても「遠く
からです。」というお客さま。ありがとうございました。奥さまも気に入って頂けると
嬉しいです。久しぶりのお客さま、いろいろお話聞かせて下さったお客さまにも草星へ
立ち寄って頂く。本日、二度「器を見てどう思うか」という話になった。この仕事をし
て10年経つ。器をずっと見ている。何故だか「作ってみたい」と思わなかった。だから
「どうやってつくるのかな?」と正直余り思わない。「欲しい」「買おう」「使いたい」
だけだった。「これはいいな」「盛りやすいな」「使い込んだらよいだろうな」と思う。
「私も作ってみたい!」というより、「器を使いたい。」と思う。お客さまに「どうや
って作っているのか?ということに興味が余りない」と正直に言うと、たまに「え?」
と驚かれる。きっと「器を売っているのになんて人」と思われているのだろう。そんな
事があった後は「もうちょっと色々と聞いてみよう」と思うのだけれど、作り手と電話
で話しても、会って話をしていても、どうもその話にはならない。作り手から「これは
こうやって、こんな風に作っているんです!」というような話を積極的にされたことも
ない…ので、そんなに話したいことでもないのでは?と思う…が、しかし「草星さんは
興味なさそうだし、話しても分からなそうだし、いいや」と思われている可能性もある。
今月は作り手に会う機会が多いので、色々皆さんに聞いてみよう。質問ノートを作ろう!
となんだかワクワクしてきた。と、言いながらも「若い頃のあなたのアイドルは誰?」
そんな質問をしそうだ。