特別展 知の大冒険〜東洋文庫 名品の煌めき〜
開催中〜前期3/19迄、後期3/21〜4/9迄
大昔に伺ったことのある東洋文庫の所蔵品が京都にやって来ています。前売り券を握りしめ京都文化博物館へお邪魔してきました。私に理解出来るのか?不安もありましたが誰もが知る有名どころ?も多数。解説も分かりやすく、見易い展示で楽しく快適に見ることが出来ました。興味ポイントは各々で違いはあるはずですが、例え理解し難いものでも古いものでは500年以上前の書物がケースの向こうに…見開き展示だけでも震えがきます。オリジナルグッズに抗えずブックカバーを購入してしまいました。ちゃんと使います!別フロアでも興味深い展示会が開催中。中でもアメリカの進駐軍関係者が撮影した戦後直後の京都の街並み、人々の営みをカラー写真で見られる総合展示室はおすすめです。胸に響きました。フィルムシアターでは映画も観られます。私は黒澤明監督のインタビュー映像を観ました。インタビュアーは大島渚監督!!子ども時代の話から助監督時代、仲間のこと、映画の検閲に関して、映画と政治、日本の映画界について、若い世代に向けての言葉…大島渚監督が次々に黒澤明監督から話を引き出します。もう一度メモを取りながら観たい!興行的には成功しなかったという「生きものの記録」はいつか観てみたいです。当時の某大臣に「水爆なんて(以下略)」と言われたという…嘘でしょ、的な話も。二時間があっという間でした。見応えタップリの文博、おすすめです。次回の特別展示会は織田有楽斎です!4/22〜6/25迄。巡回は東京。サントリー美術館で来年1/31〜3/24迄。楽しみですね!