久しぶりの京都イロイロ。展覧会いくつか行っているけれど会期終了が早いものから。美術館えきKYOTOで開催中の「芭蕉布〜人間国宝 平良敏子と喜如嘉の手仕事〜」(JR京都伊勢丹7階隣接)10/29(日)迄
手間をかけている、それは容易に想像がつくのですが、実際の作業工程を映像(15分)を見ると、とんでもないですね。その後で見る着物が至極ありがたく愛おしい美しい仕事に思え、目頭が熱くなりました。芭蕉布の再興に力を尽くした平良さんと友部(ドゥシビー)の皆さんに「ありがとうございます」という気持ち。着物、反物だけでなく裂地(これがまた楽しい!)、道具、図案ノートなども展示されており、解説もわかり易く私のような知識のないひとにも楽しみながら学べる展示でした。
色鮮やかな芭蕉布から落ち着いた色合い、柄を控えめに織り込んだだけのものまで。はぁー、感嘆のため息です。