感激いっぱい。

馴染みのお客さまが訪ねて下さる。「近くまで来たから…」訪ねて貰え
るありがたさよ…。前から気になっていたという徳利。一輪挿しにして
頂けるとのこと。ちょっと小ぶりで愛らしい。姿がよいので「一輪挿し
に」と言って貰えることもある。毎日眺めて貰うのもよいものですね。
ありがたくお包みさせて貰った。お気遣いも嬉しくて。感激いっぱい。
ありがとうございました!片口をお求め頂いたお客さまは初めまして。
外国からのお客さま、少々弱ったり困ったり。気持ちを察して欲しい…
というのは中々分かって貰えないのかも知れないな。器も褒めて貰って
ありがたいのに、ただただ申し訳ない気持ち。深鉢をお求め頂いたお客
さまは遠方からとのこと。通りかかって覗いて下さったのかな?渋い色
目の鉢。麺鉢としても、煮物鉢でも。サラダにも。元気な緑、赤…野菜
の色も引き立つと思います。気さくにお話もして頂いて助けられる。感
謝です!うんと活躍しますように。少し大きめのお皿を選んで下さった
お客さまは…前にもおいで頂いている方かな?渋ーい色合いが私も気に
入り。いかにも!な土もの、だけれど何となく愛嬌があってフレッシュ
な感じもあって…いい一枚。選んで頂いて嬉しかった。お客さまの笑顔
も嬉しくて。作り手に伝えねば!うんと活躍しますように!昨日訪ねて
下さったお客さまの姿に…びっくり。「あまり来れないので後悔のない
ように。」と再度訪ねて下さった。か…感激。粉引きの茶碗にお湯吞み
を。嬉しくて舞い上がってしまう。本当に感謝です。あったかな彼女の
気持ちをありがたくありがたく思う。またいつかおいで下さいね。また
お話出来ることを楽しみに。その日までガンバリマスね。前においで頂
いたお客さまに小さな片口を。美しい白の釉が爽やか。気に入って貰え
てヨカッタです。器がお好きなんだそう。またフラリ、覗いてやって下
さいね。ありがとうございました。それからは静かに時間が過ぎて行く。
器はお客さまに選ばれているのだけれど、連れて帰って貰っているのだ
けれど、器も行きたい場所に、ひとのもとへ行くように感じる時がある。
不思議なことにそう感じることが多い。そんなことも思った一日。皆さ
んの笑顔だけを思い出す。あたたかなお気持ちを…心の支えにしたい。
感謝、感謝です。