木曜定休日


遅咲きの桜を愛でながら「総本山知恩院」へ。

今年は法然上人八百年大回忌なので、全国から大勢の方々が参拝に
来られています。こちらでも、東日本大震災で亡くなられた方々へ
お経があげられていました。合掌…お詣りした後は、僧侶の皆さん
の美しい袈裟や、御御堂など建物の素晴らしさにも目がいくのであ
りました。国宝・知恩院三門楼上も特別公開中ということで初めて
登ってみました。(世界最大の三門ということで遠目に見ても本当
に立派です。今回は階段を使わず、登れるようになっていましたが
登れるものなら階段を使ってみたいなーと思うのでありました。)
山門の内部は仏堂になっており、天井や柱、壁…隅々まで見応えが
あります。4/28まで公開されているそうです。しかし、こういう
建築物を見る度に昔のひとはえらいなーと思う私です。



この後、京都国立博物館で開催中の「法然展」を観に行きました。
楽しみにしていた国宝・法然上人絵伝も見応えがあったのですが、
法然上人の一周忌に際し造立されたという阿弥陀如来像と、像の
内部に納められていた4万人以上の姓名が書かれた文書にも感動
しました。他にも国宝・早来迎、曼荼羅図など…見応えある展示
です。絵巻が多いのでじっくり観ていると大変なのですが、ぜひ
イヤホンガイドを聴きながらゆっくりと、休憩しながら観られる
ことをおすすめします。やー、もう一度行きたいです。しかし、
親鸞展(京都市美術館)も行かないとなー。楽しみです。