連休明けと働き盛り

体調がすっきりしない。もう半月程”疲れ”と共に生活をしている…感じ。確実に
運動不足に加え…やはり歳だな。そんなことを思っているとお客さま。以前にも
お越し頂いているとのこと。お話を伺い…「その節は申し訳なかったです」お詫
び。また訪ねて下さるのだから…本当によい方。ありがたい。選んで頂いた器を
お包みさせて貰い、お客さまの趣味?お仕事?写真の話からポラロイドカメラ
話に。フィルムが生産中止になってなんと残念なことと思っている。私も確かひ
とつ所持している(はず…)。あの味わいは…やっぱり「ポラロイド風に撮れる
カメラ」とは違うそうだ。○○風というのは得てしてそういうものなのであろう。
京都旅行でいい写真がいっぱい撮れているといい。愛らしい豆皿を選んで下さっ
たお客さまは初めて訪ねて下さったのかな?素敵な笑顔を見せて下さった。「ま
た来ます。」その言葉が静かな水曜にはとってもありがたい。またおいで下さい。
器、活躍しますように。贈り物を探しに訪ねて下さったお客さま…気さくにお話
して頂き…ありがたいことと感謝いっぱい。優しい気持ちにと触れると、こちら
もあたたかな気持ちになる。ちゃんと覚えておこう。贈り物、皆さんに喜んで頂
けるといいです。ありがとうござました。作り手から嬉しい連絡や報告もあり…
静かながらも嬉しい一日となった。晩に母親と電話。元気でいてくれる祖母の誕
生日が明後日と聞いた。96歳になるそうだ。そしてその祖母には二人姉がいるの
だが、その二人の姉も達者であるという。こんな身近に長命三姉妹が居たとは!
忘れていたよ。ありがたや。先日、祖母が60代の母に向って「アンタ、わたしは
六十、七十なんて働き盛りやったで。」と云ったそうだ。祖母は着物に家紋を入
れる仕事をしていた。祖父母の家には子供の頃よく遊びに行ったものだったが、
確かに祖父と二人いつだって忙しく手を動かしていたように思う。大きな火鉢の
上のフラスコ、味のある火箸。祖父の擦る墨の匂い…祖父の愛用の煙管にタバコ
盆。反物をくるくるっと鮮やかに巻く祖母の姿。懐かしく今でもはっきりと思い
出せる。「六十、七十が働き盛り…か!」「元気出さな!」電話口で祖母を誉め
称え、反省する娘と孫であった。何となく元気が出て電話を切った。学区の運動
会に「来年は出てや!若い人より歳いった人の方が多かった!」とお誘いがあっ
たのだけれど…午前中だけでも参加してみようか。中年も頑張らねばね…。


珈琲が冷めるのが早くなって…季節の移ろいを感じます。上の写真、和三盆は
馴染みのお客さまよりの差入れ。とっても美味しい。ありがとうございました!