日曜


日曜日、また夢をみていたようだ…。昔からドリーマー(イロンナ意味で)なの
だが、これはいかん。体が重く感じる(実際重いのだが)天気のせいだろうか。
頭もぼんやり。目が覚めたのはお客さまがお越しになってからであった。(申し
訳ありません。)明るく挨拶して頂いて、気に入りの器を選んで頂いたのに…!
説明だけで精一杯という情けなさ。お見送り後に猛省。一人手を合わせごめんな
さい!。またお目にかかれますよう。お話出来たらいいなぁ…。明るく、嬉しい
話を聞かせて頂いたお客さまには刷毛目の浅鉢を「記念に…」と選んで頂いた。
ありがたいことである。春野菜いっぱい食べて元気でがんばりましょね!とお互
いに。生きているとイロイロとある。「なんとかなるさ。」心配な時は…そんな
気持ちも必要。しんどい時はひと休み。ジワジワと私の気に入りになってきた…
渋い色目のカップを選んで下さったのは沖縄からお越し頂いたお客さま。ありが
たいなぁ。嬉しくお話させて頂いた。やきものへの愛情を感じ…嬉しくなる。違
った方向への愛情を得意としない私。話が通じる方で安堵。うれし。沖縄も行っ
てみたいなぁ。ふわっとした形と透明感が魅力のガラス鉢を選んで下さったお客
さまは…初めて覗いて下さったのかな?ありがとうございました。活躍しますよ
うに。「また来ます。」と声をかけて頂いて喜んだ。はい!また覗いてやって下
さい。以前にもお越し頂いたそう…(今更記憶が甦って…情けなし。)お客さま
には焼き締めのぐいのみを。今回の土、焼き上がりの表情はとても好みだ。選ん
で貰えて嬉しい。「徳利も見たいです。」と言って頂き「おお!」ありがたいこ
と。作り手に「ぜひ欲しい。作って下さい。」リクエストしておいてよかったよ
〜!と思った。また御覧頂ける日をたのしみに。感謝いっぱいお見送り。この後
のことは早々に記憶から零れ落ちて思い出せない。夜は雨。雨音を聞きながら、
この日に感謝する。お客さまあってこそ。作り手あってこそ。なのだな。二月も
あと一週間。大事にしよう。