こんな日には…

kusaboshi2006-07-15

久しぶりに訪ねて下さったお客さまとやはり祇園祭の話になる。器と言えば「夏
だからやはり白い器に目がいきます」とのこと。安藤さんのお皿に、額賀さんの
カップ。こちらは「以前買ったのが気に入っているので」と嬉しい言葉。ありが
とうございました!無事厄除けちまきは購入出来ましたか?狭ーい草星がギュウ
ギュウになる。「動き辛くてごめんなさい」と思っていると小皿を手渡された。
外国から京都旅行だとおもうが…御夫人がニッコリ。嬉しくお包みさせて頂いた。
楽しい京都を!お二人連れのお客さまはそれぞれに気に入りを見つけて下さった。
一人、また一人店を出られるまで「どれにしよう?」と熱心に器を見て下さった。
説明もしっかり聞いて下さったのも嬉しく、感激いっぱいでお見送り。お友達と
訪ねて下さったお客さまは以前にも来て下さった方。弟想いの優しい人だ。今日
は急須を選んで下さった。弟さんへの贈り物になった器の話、W杯の話も楽しく。
三人での話の途中「急須は前から欲しかった…」の言葉にはっとする。そうだ…
以前「また今度」と言って下さった!思い出して何とも嬉しい気持ちに。ありが
とうございました!感謝いっぱいでお見送り。夕方には東京からお客さま。器を
前に説明をさせて貰う。選んで頂いたのは安藤さんの銀彩の器。嬉しくお包みさ
せて頂く。最後にようやく少しだけお話を。温かい励まし、お気遣いを頂いた。
ちょっと驚いて、また恥ずかしいのもあり「ありがとうございます」と言うのが
精いっぱいだった。すみません。とても嬉しかったです…。草星に立てる日々を
ありがたいと思っている。しかしこの場所で悔しさや憤りでどうしたらいいのか
分からなくなったこともある。隠れて泣きもした。それでも「頑張るわ」と思え
るのはこういう日があってこそ。多くの方に支えられ、生かされている。それを
忘れてはならないと思う。こんな日には「正しく生きよう」と心底思うのである。


今日も感謝の一日。訪ねて下さったお客さまへ心よりの感謝を!