花に誘われて

kusaboshi2006-05-02

早朝に激しい雨に雷。開店時間には雨も上がってほっとする。昨日の暑さは一体何?
というような涼しさ。やっぱり静かだなあ〜と思っているとお客さまが。安藤さんの
渋い仕事と、阿左美さんの平皿を。器の話、落語の話(こちらは無理矢理)など楽し
く。本当にありがとうございました!続いても遠方からのお客さま。平日だがやはり
GWなのだ。大原さんの豆皿、楽しくお使い下さいませ!あっという間に日が暮れに。
初めてお越し頂いたのかな?(そういう気がしない…)お客さまは田谷さんの汁注を。
田谷さんの器は大人の女性にも愛される可愛らしさがある。愛嬌ある姿にほっとする。
嬉しくお包みさせて貰った。今日はお誘いがあって、朝から北山の植物園に行った。
山野草展を見に。繊細で控えめな愛らしさ、美しさがいい。自分にないものを求める
のであった。詳しくないのでお花のお父さんに色々教えて貰う。見終わっていろいろ
思うことなど話していると「花の咲くタイミングに合わないこともあるけど、やっぱ
り山へ見に行くのが一番やね。」とお父さんはきっぱりと言う。「あんな小さい花も
山に居る時の方がずっと輝いてますねん」。とても心に残る言葉であった。花の咲く
場所へ自ら出向くことも忘れないでいたい。


山野草も好きだけど、こんな愛嬌のある花もいい。オモロイなぁ。