雨降りばかりだと気が滅入る。小さなことでいちいち腹がたったり落ち込ん
だり。そんな時に電話が。電話の向こうの懐かしい声に、申し訳なさと嬉し
さでいっぱいになる。仕事のこといろいろ。「言い訳をしたくない」と言わ
れるその人を心底「凄いな」と思う。その人のつくる器が"よい"理由も「な
んだかんだ言いながら好きなんだなぁ」と思うのも当たり前なのかも。そし
て私はどうよ？甘えてない？と、自分の出来ることはやっぱりもっとある…
そう思った。約束通り、ご近所Iさんが来て下さって、器をお渡し。「雨に
負けずがんばりましょうね！」と言って貰って元気が出る。感謝するばかり。
器を選んで頂いたのに、あまりお話が出来なかったお客さまが後で福岡から
とお聞きして焦る。申し訳ない。感激と感謝いっぱいでお見送り。こういう
方にこそ器の話などいっぱいお話させて欲しいのだが…うまくいかないのだ。
自分の未熟さを知る。久しぶりに来て下さったお客さまに笑顔をたくさん見
せて貰う。「ありがとうございました！」ああ、こういう方に応えたい…と
思う。続いても「あ〜！」と声が。嬉しいな。お使い頂いている器のこと、
花の話、仕事の話も少し。雨の中を本当にありがとうございました！今日も
感謝の一日。しかし晴れて欲しいな。寒さも、もうそろそろ…冬も去り難い
のか？三月は春…だったよね。
