嘆いた後

kusaboshi2006-02-01

ある出来事に怒るというより、呆れ果てて悲しくなっていたところ、お客さま。
何度か訪ねて下さっている。今日は大原さんの器を手に。焼き締めの面白さを
きっと気に入って下さるはず。また感想を聞かせて下さい。嬉しくお見送り。
Yさんが来て下さって仕事の話に。いろいろあるね。難しいこともあるね…と
いう話になる。久しぶりに顔を見せて下さったお客さまは贈り物を選びに来て
下さった。疲れ、早くとれるといいですね。体が辛い時は無理せずのんびり…
です。夕方にお客さま。以前にもお越し頂いた方。久しぶりに訪ねて下さった。
器のこと、姪っ子、節分、お祭りのこと等お喋り。「ひな祭りねぇ。何しまひ
ょ。」と私が言うと祭り好きな彼女、「ひな祭りはちらし寿司と蛤のお吸い物
です!」。そうでした。それします。日が暮れて、本日最後のお客さまは学生
さん。「陶芸を勉強しています」と。小さな草星の中の器を手にしながらぽつ
ぽつお話。話が盛り上がった訳ではなかったが、一つ器を手にして私に差し出
された。その姿勢に…昼間あった嘆きの原因を思い出し、嬉しさとは違うほっ
とするものを感じた。彼の様な「作り手になるかもしれぬ」のひと存在に安堵
したのかもしれない。「それっておかしくないかい?」と感じる出来事が多か
った最近の私、希望をみたのかもしれない。考え過ぎか…


写真はお隣さんより例の如く「お昼まだやろ?食べ!」と頂いたぜんざい。
ああ、ほんと幸せ。美味しかったです。ごちそうさまでした!