恥ずかしながら・・・

kusaboshi2006-01-19

木曜定休日


親友Rちゃんと観たい映画が見事一致。高倉健主演「昭和残侠伝 死んで貰います」
(1970年)を見る為、急きょ映画館へ。「その筋の方ばっかりだったら・・・」と
アホなことを言っておたが、驚いたことに観客は若い人がいっぱい。映画の筋は
非常に分かりやすく「ああこの人は死んでしまうんだろうな」とか大体の結末は
始まってすぐ…見えているのだが、大スター高倉健の不器用な男っぷり(鍛えら
れた体に着物が似合うの何のって!もちろん背中には唐獅子牡丹よ!)や、今の
女優さんとはちょっと違う感じの富士純子の「美しさ」にクラクラしたり、長門
裕之の登場に「若い!けど変わってへん!」といちいち驚いたり喜んだり。それ
に登場人物のキャラクターや名前が落語と相当かぶるのにも「ほ〜」と驚いたり。
帰り道、「おもろかった!」「突っ込みどころだらけ!」「小林稔侍も出てたな」
「うそや!」とか「3時のあなた!懐かしいな…」「フジジュンコって今、名前
どう書くの?」「よう変わるし、もう分からん」とか、とにかく笑い続け。あ、
このままだと笑える映画のように思われるかもしれませんが、渋〜い!よい映画
です。しかし映画の中で歳を問われた秀さん(健さん)が「恥ずかしながら32で
す」と不器用に仰ったのにはRちゃん共々衝撃!「32って歳は…恥ずかしいの?」
いや〜今度からこれ!これ頂きます!オーバー32ですからねっ!歳を聞かれたら
「手前、恥ずかしながら…」から入ります。誰が分かってウケてくれるのか…
相当不安ですが。