土曜日の京博

実は昨日の仕事前に行ってきました。前売り券を買っていたのに中々行けず。初めて開館前に並んだ気が、、30分雨の中並ぶのは辛かったですが、早めに入ることで展示室には人が少なく、さっさと観られる!(いいのか?)そして観たい作品の前では“じっくり拝見”が可能。混雑無しのストレス無し。早起きは三文の得でした。滞在時間は1時間しかない状況でしたがお目当てはしっかり愛でてまいりました。茶入も熊川茶碗もときめきましたが、落語好きな私には初公開の二十四孝図も嬉しく、またボストン美から里帰りの吉備大臣入唐絵巻に感激!(アレは日本にあったら国宝ですよね、、)久しぶりに目にした瓢鮎図天橋立図もガラスの向こうからオーラを放ち、また作品名が覚えきれませんでしたが小品にも心動かされるものが何点か。出品リストをまた見返しながら思い出したいと思います。異文化交流により他国から多くを学び影響も受け日本美術は花開き、またその逆もありで今日に至る。受け継いでこられたものを大切にしたいですね。日本美術の今後の発展も楽しみに。

写真撮影可でしたが、いいのかしらん?と、ちょっと緊張しました。はい。羅睺羅(らごら)尊者像、自分の中に仏がいるのだと胸を開いて見せているそうです。

次回特別展も良さそうで楽しみです。京博の特別展は春秋しかないんですね、、、夏は奈良博に行こうっと(奈良博は夏の特別展「世界探検の旅〜美と驚異の遺産〜」が開催予定。楽しみです!)

音楽知ったかぶりはブラッド・メルドーの「Father」。雨の降る朝、珈琲を淹れつつ聴くのも良いですね。