美しいなぁ。乾いているのにお水を吸ったような表情。うっとり。
嗚呼、祝日、、という流れに早々に気が沈みそうになるも(まぁ、そういうものだ)と言い聞かせる。そこへお客様が。汲み出しに菓子皿、そして入荷したばかりの豆鉢のような酒器のような器を選んでいただいた。何度も焼き直しをした器はうっとりするような美しい釉色、表情。嬉しいけれど、あーもう旅立つのね、という気持ちにも。しかし7年前!?にお越しいただいたと伺いすぐさま反省。海外にお住まいなのに、この小さな店を覚えていてくださり、訪ねてくださりありがとうございます。無事に持って帰って楽しく使ってくださいませね。嬉しい笑顔をお見送り。小さな店だから外で待っていてくださった紳士な男性陣にも感謝を。よき旅を続けられてください!続いて(あれ?貴方は?)昨日もお越しいただいたお客様が。気に入ったのでもう二つ買い足したいとのこと。ビックリ。か、感激。天使かな?御礼を伝えると「私は買う事が出来て嬉しいです。」と日本語で。ありがとうございます。な、泣ける。帰国を翌日に控えていたのに、、本当にありがとうございます。お客様のご家族も外でニコニコ待っていてくださったのでした。お買い求めいただくお客様の場合、いつもそうなのが本当に不思議。思い遣りやお気遣いが沁みました。ありがとうございます。皆様をお見送り。無事に安全に旅を続けお家に戻られてください。本当に本当にありがとうございました!
音楽知ったかぶりは、シマノフスキ作曲「9つの前奏曲 作品1から第7曲 ハ短調」クリスティアン・ツィマーマンのピアノで。