大阪あれこれ②

司馬遼󠄁太郎記念館の後、もう一つのお目当ての東大阪市文化創造館に到着。広場が芝生なのがすてき。

ポーランドの万博関連のイベント「芸術と科学が出会うとき〜アコースティック・デカフォニック・ピアノコンサート〜」へ。ピアニストはレシェック・モジジェル氏。下の写真のように12音階(左)のピアノと10音階(右)のピアノ!?が並んでいます。こんな配置は見たことがありません。関係者挨拶の後、素足のレシェック・モジジェル氏が登場。先ずは12音階のピアノでショパンから。それに即興?なのでしょうか?新たな音が加わり曲が形を変えていく。美しいアレンジでした。2台のピアノを交互に奏でる演奏は左から右へ、また左と行ったり来たり。目を瞑ると同じピアノで弾いているようにも聴こえて、、おもしろい!メトロノームや彼自身の声を加えた曲も。それに裸足でリズムを刻む音。マイクを手にピアノを弾く姿が思い出されます。ピアノの配置から演奏中はほぼ背中を向けたまま。ちょっとした説明も振り向かないスタイル。おかげで音に集中が出来、ピアニストの指の動きをたっぷり見ることが出来ました。最後は12音階のピアノを左手で、10音階のピアノは右手での演奏。圧巻でした。演奏後は2台のピアノを紹介するような身振りで感謝されていました。(特許を取得したという10音階ピアノはYAMAHAが開発に加わった模様。日本初披露だったそうです。)ピアニストのレシェック・モジジェル氏はシャイなのか、花束贈呈にも気付かないで風の速さで舞台からはけてしまうような方でしたが(後に笑顔で再登場。)また日本に来てくださるといいな。 何もかも初めての体験。モジジェル氏の演奏をまた聴きたいかと言われたら「勿論聴きたい!」です。凄いものを聴いた、見た!夜になりました。(万博でもポーランドパビリオンでかな?演奏予定があるそうです。)

 

↓オマケ、、こういった建物見つけると嬉しいですよね。(私だけかな?)

音楽知ったかぶりは、、レシェック・モジジェルが参加しているアルバムから「Enjoy the Silence」。こちらはかなり聴きやすい旋律。