小ぶりの粉引碗。ほんのりピンクが可愛らしい。
蒸し暑さが残る日曜日。フラリ入ってこられたお客様が小鉢や小皿、気に入りを選んでくださる。外国からのお客様。無事持って帰ってください。よき旅を!何だかのんびりし過ぎて、、と思っていたら「!!」ガラスの向こうで笑顔の紳士が。二日おきくらいにご来店いただいている。なんと三度目!「問題があった?」と心配するも、またまたお買い物に来てくださったのでした。天使かな?明日がラスト・デイ、帰国の途に。なんどもお越しいただいて、、眉が下がる。ありがとうございます。三度目の「See You Again!」泣けてきましたよ。心から感謝しています。またいつかお目にかかれますように。無事お帰りになってください。何度かお越しいただいているお客様にはスープ取り鉢と、私も気に入りの渋い平鉢を。引っ越し直前にお越しいただいたと分かって、、そんな中ご来店いただいたこと、新生活の地で使って貰えることは大感激、ありがたいし喜びなのだけれど(そうなんだ、、)とムクムクと淋しさが。お客様もお喋りしている時「今日の私は淋しいのかな」と仰っていた。馴染んだ土地を離れることは淋しいですよね。気の利いたことを言えぬまま、お客様の明るさと優しさに助けられる私。嗚呼、、お見送りした際に「また!」と言ってくださったお客様。どうぞどうぞお元気で。またお話出来ますように。待っていますね。器、仲良く使ってください。お客様の食卓がいつも笑顔いっぱい、美味しさいっぱいでありますように!
今夜の音楽知ったかぶりは、モーツァルトの弦楽四重奏曲 第14番 ト長調 K.387から第3楽章。演奏はイザイ四重奏団。春の別れはやはり淋しくて、、でもまたいつか。そんな気持ちで聴いています。