喜んで貰えていたら…

kusaboshi2006-12-13

雨が降る中をお客さま。初めてのご来店。気さくにお話して頂き喜んだ。この
季節にぴったりの粉引碗に刷毛目碗…評判がよかった小皿も。嬉しくお包みさ
せて貰った。刷毛目の器は難しい。使い手の好みもあるが、いかにも”刷毛目”
でいいのだが、もっちゃりしたのはどうもいけない。さっぱりとしたのがいい。
作り手の腕がはっきりと分かる…とも勝手に思っている。選んで頂いた刷毛目
の器は非常に気に入っており、毎日のように「今回のはまたいいなぁ」と思っ
ていたので最後に「こちらも」と言って頂いた時は嬉しかった。夕方にも初め
て訪ねて下さったお客さま。声をかけさせて貰うと…「日記は読んでいます」
とのこと。恥ずかしい。ご免なさい…と謝ってしまう私であった。「大好きで
す」という粉引の器をお包みさせて頂く。いっぱいのあたたかなお気遣いに…
ただただ感謝。あたたかなお茶の時間になりますように。ありがとうございま
した!夢のような一日であった。雨のせいでなく、自分のせいで気持ちが落ち
込み気味であったけれど、この日、器を草星で見つけ買って下さったお客さま
が「買ってよかったね。この器!」と言って下さってたらいいなぁ…とぼんや
りと思い出していたら優しい気持ちになれた。今、心から「喜んでいて下さっ
たらいいなぁ」と思っている。今日も感謝の一日。



写真はIさんから頂いたリンゴ。蜜がいっぱい!美味しく頂きました。ごちそう
さまでした!