富山からのお客さまはお里帰りで関西へ。草星へもご来店頂いた。和菓子などに
使える器をとのことで「ピッタリ」と思っている戸田さんの焼き締め皿を選んで
頂き喜んだ。取り皿にも使えて、ソーサーのようにも使える。そんな話も楽しく。
そして今日もとても大切なことを話すことが出来た。「器だけじゃない」なって
思うのはこういう話がお客さまと出会えた時。嬉しかった。お待ち頂いた旦那様
へは「ごめんなさい!」。またいつかお目にかかれますよう!まだ桜が楽しめる
京都。観光の方?が多い。遠方からというお客さまには安藤さんの銀彩の器を。
「渋くなってゆくのを楽しみます。」という言葉にホッ。楽しんでお使い頂けま
すよう。先日訪ねて頂いた方に再度訪ねて頂く。ありがたいこと。新しい舞台、
作り上げて下さいね!日が暮れに先輩のご来店。「最近の町中はどう?」と聞か
れて感じていることなど思い付く限りお話させて貰う。京都…らしさか。そして
待人が草星へ!大切な用事を済ませて、遅いご飯。草星のこと、お客さまのこと、
今の自分が感じ、思っていることを喋っているとぐっときた。それから草星に戻
って作り手の器を見て思った。私がいいなあと思う器は、器の向こう側に作り手
が見えるなって。楽しく作ってはるんやろな…とか、甘えてはらへんな…とか、
凄いな!頑張ってはる!とか。それは器だけじゃないのだろう。自身を振り返っ
てみると…「大丈夫?がんばってる?」…背筋が伸びる。