彼女の視線

kusaboshi2005-12-23

休み明け、待ちに待った田谷さんの仕事、Mさんに褒めて貰って…嬉しい嬉しい。
贈り物にご自分用にと選んで頂く。いつもの優しい笑顔に勇気づけられる。「頑
張らなあかん!」と一日が始まった。初めてお越し頂いたお客さまには大原さん
の急須を。思いがけず「お!?急須!」と反応して下さったそう。嬉しかった…。
久しぶりのお客さまにも急須を選んで頂いた!ひゃー!今すぐ大原さんに知らせ
たいよ!もうお使い頂いているかな?旦那さまも喜んで頂いているかな?Yさんも
来て下さった。嬉しいです。お互い商売人。年末年始、がんばりましょね。先日
お越し頂いたお客さまはお母さんと一緒に。以前にも「いいなあ」と思っておら
れたという村木さんの器を選んで頂いた。嬉しくお包みさせて貰う。夕方日が暮
れて、ちょっと久しぶり…お客さまが。彼女は見かけによらず(?)非常に渋好
みなのだ。大原さんの小さな片口鉢を。ひょうきんな形が他にないなぁ…と密か
に気に入っていた。でも女性に選んで貰えるとは思っていなかった。また覗いて
みて下さい。私もお邪魔しますね。今度こそ、お店で会えるかな?「なかなか来
れないので」というお客さまにも大原さんの器を…「いいですね。」という言葉
に何度も喜んだ。嬉しく嬉しくお包みさせて頂いた。お使い頂いたろうか?ご家
族にも気に入って頂いているといい。またお話出来ますように。とっぷりと日が
暮れてお客さま。ほとんどお話しないままポットを選んで頂く…申し訳なかった。
最後に説明をしてお話。ドアを出られた後に「また来ます」って。嬉しいのに、
苦しくなった。彼女のこと見てなかった。最初の…少しの言葉のやりとりの後、
黙っていた。黙っていた方がいいと勝手に思った。そうじゃなかったかもしれな
いし、彼女の視線を見ていたらかける言葉もちゃんとあったはず。また来て下さ
るといいな。それから、美味しいお茶を飲まれているといい。これでは器の神様
に叱られる。しっかりしないと。