ゆっくり…これから

kusaboshi2005-10-29

今日もどんより体が重い。朝から降る続ける雨も関係があるのかな?奈良から久しぶり
にお客さま。覚えていて下さってありがとう存じます。初めて訪ねて頂いたお客さまは
神奈川からとのこと。マグカップに湯呑み、選んで頂いた。どよんとしていた私のせい
であまりお話出来なかったが、ふんわり優しい笑顔を見せて下さった。嬉しくも…反省。
実は、しんどいな、しんどいなと思っている時間、お客さまがあった。後で思い出せば
やはり以前にも訪ねて頂いている方…だったように思う。声をかけなかった。違ってい
たら嫌だったし、素っ気なくされるのも恐かった。それでも器に触ってみて下さいと声
はおかけするべきだった。情けないこと。自分が嫌になる。夕方に懐かしい方から久々
に電話。挨拶の後すぐに「大丈夫?元気?」と聞かれる。情けない声であったのだろう。
言いたいことがあった…が、仕事の話だけして受話器を置いた。話の途中から何故か涙
が出そうになったが堪えた。ふんばった。夕方にお越し頂いたお客さまには気に入りの
盛り鉢を選んで頂く。お友達も一緒で余りお話はしなかったけれど、最後に説明をさせ
て貰う。笑顔を見せて貰って安堵。日が暮れた頃、親友Rちゃん。納品したばかりの器を
褒めて貰う。自分が作っている訳ではないが、非常に嬉しいので喜ぶ。「お給料入った
らこれ買う!」と珍しく盃を手に。いつもありがとね。嬉しいよ…。Rちゃんや友人達、
草星を好きでいて下さるお客さまの顔が思い出される。ごめんなさいという気持ちにも
なる。少し無理し過ぎたかな。ちょっとゆっくりいきます。気持ちを大事にしないと。


写真は田谷さんのお母さんの、なんと「手作りのこんにゃく」です!あまりの美味しさに
もりもりと食べてしまいました。はぁ〜・・・美味しかったなぁ。ごちそうさまでした!
夏の終わりに草星を訪ねて下さった田谷さん。お人柄もいいですが彼女の器もとてもよい
です。高台など見ていると、「私好みの土でも器を作って欲しい…」と思えてなりません。