沈んで浮かんで…

kusaboshi2005-10-17

疲れがとれず、体がつらい。納品の後片付けも進まない。(なにせすごい量の新聞
紙に段ボール)少し遅れて店を開けるも嫌なジンクスが大当たり!しかし広島から
というお客さまが深い沼に落ちかける私の手を引っ張って下さった。「気に入った
ものを見つけられてよかったです。」との言葉に心底救われる。一瞬立ち直るも、
どうも嫌な空気が何度も流れる。居心地悪く思えるのはなぜだろう?悲しいな…と
思っているところに初めてお越し頂いたお客さま。気に入って頂いた器は探されて
いたものではなかった。「素敵」と言って貰ったのは渋い焼き〆のお皿。嬉しかっ
たなぁ…器以外のお話もさせて貰えた…感激イッパイ!でお見送り。滋賀よりお越
し頂いたお客さまに白いお皿を選んで頂いた。誕生日を迎えた自分へ…とのこと。
もうお使いになられたかな?どんな気持ちでおられるだろう?購入してよかったと
思っていて下さるといい。日が暮れてお客さま。「プレゼントを探しに」とのこと。
秋らしくぽってりとした器や、こっくりした色の器が多い中から湯呑を選んで頂く。
「いつも悩みますが、ここに来るとたいてい決められる」という言葉もありがたく、
嬉しい。喜んで頂けますように。閉店前にお客さま…悩まれていたものを買いに、
再度訪ねて下さった。笑顔のお二人を嬉しい気持ちでお見送り。Mさんも来て下さ
って…器を見てもらう。楽しい話も嬉しい。しかし、これほど気持ちの浮き沈みの
激しい日は珍しかった。あまり良くないこと。「助けてもらったなあ…」と改めて
思っている。「ありがとうございました」という言葉しかない。些細なことでいち
いち傷付く小さな自分が情けない。なんとかならんものか…