朝からずっと

kusaboshi2005-04-19

高槻からお客さま。初めて草星にお越し頂いた。「欲しいものが沢山ある!」と。
そう言って貰えてどれほどほっとし、嬉しかったことか…笑顔を沢山見せて貰って
私もニコニコ。またいつかお目にかかれますように。今出川の甘味処「みつばち」
さんもご来店。お汁粉からあんみつへの季節。去年逃したかき氷も今年こそ!(気
が早い?)Aさん夫妻もご来店。安心して和んでしまった。遠方からのお客さまだろ
うか?「探して来ました!」と言って頂く。ぱっと選んで頂いた長谷川さんの器を
包みながらの「わざわざということは…?」「器好きです。」…短い会話だったけ
れど、本当に嬉しかった。Tさんも来て下さった。ありがとうね!Hさんも仕事帰り
に寄って下さる。「いいなあ」と何度も器を持って言われる。こういうお客さまが
いて下さるのが嬉しく励みになる。日が暮れる前には伊丹からのお客さま。「一目
惚れ」と言われたのは村木さんの器。長くなる説明もしっかり聞いて下さって感激。
また覗いて下さいね。晩には仕事帰りのお客さま。小さなケーキ箱を手に。「今日
はちょっと贅沢」と可愛く笑われた。そんな彼女は明日が休日。いい一日になりま
すよう!今日は朝から仕事のことで頭がいっぱいだった。いろいろな器を見ている。
つくづく人柄がにじみ出ているような器がいいのだなと思う。そういう器に、作り
手に心惹かれる。「見た目重視」と、たまにさらりと言うけれど、やはり器に作り
手の「人柄」が表れてこそだ…と。そういう器は上手く言葉に出来ない、なんとも
言えない良さがある。それは作った人の事を全く知らなくても説明しなくとも、ち
ゃんと「器の魅力」として伝わる。何でもそうかもしれない。音楽でも洋服でも店
でも、食べ物でも何でも。そう思うと自分の勉強不足、努力不足に焦りを感じる。
もっと出来ることはあるはず。動きたいなと思う。芽吹く木々を見て「季節もある
かな」と思う。いい器を草星に。ただそれだけ強く思っている。